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人間関係を破壊する「十二の対応」 [本 books]

① 批 判

相手の人間性、行動、姿勢などに対して否定的な評価をする。
「自業自得だ―きみが困っているのは誰のせいでもない」

② 悪 口

相手をけなしたり、「まぬけ」「女々しいやつ」「はげ」「頑固者はみな同じだ」「あなたもやっぱり鈍感な男ね」などと決めつけたりする。

③ 診 断

精神科医きどりで相手の行動の動機を分析する。
「君の本心はよくわかっている。ぼくを怒らせるつもりでそんなまねをしているんだろ」
「大学に行ったから自分のほうが優秀だと思っているな」

④ 称 賛

相手の人間性、行動、姿勢などに対して肯定的な評価をする。
(自分の娘に)「おまえは良い子だから、今夜芝刈りを手伝ってくれよな」、
(教師が十代の生徒に)「きみはすばらしい詩人だ」
⑤ 命 令

相手に命令して自分の思いどおりのことをさせる。
「すぐに宿題をしなさい」
「言われたとおりにすればいいんだ」

⑥ 脅 迫

言うとおりにしなければ悪い結果になると警告し、相手の行動をコントロールしようとする。
「あなたはそうしてくれるわよね。でないと・・・・・・」
「今すぐ話をやめなさい。さもないとクラス全員が居残りだぞ」

⑦ 説 教

相手にどう行動すべきかを教え諭す。
「離婚しちゃだめだよ。子どもがどうなるか考えて」
「ごめんなさいと言うべきだよ」

⑧質問・尋問

限られた答え方しかできない質問をする(イエスかノーなど、数語で応えられるような質問をする)。
「それはいつのこと?」
「お前、そんなまねをしてすまないと思わないのか?」

⑨ 忠 告

相手に解決策を助言する。
「私があなただったら、きっとあの子を叱るわね」
「そんな問題はかんたんに片づくよ。まずはじめに・・・・・・」

⑩ごまかし

注意をそらして問題をはぐらかす。
「サラ、くよくよしないで、もっと楽しい話をしようよ」
「それでしくじったと思っているのかい? ぼくはもっとひどい目にあったことがある」

⑪論理的説得

感情面に配慮せず、事実や論理に訴えて相手を納得させようとする。
「現実をよく考えてちょうだい。あなたがあの新車を買わなかったら、家の頭金を払うこともできたのよ」

⑫元気づけ

否定的な感情にとらわれている相手を安心させようとする。
「心配しなくてもいい。夜明け前が一番暗いものさ」「最後にはすべてうまくいくよ」


(下記書籍、P55-59より抜粋)


ピープル・スキル 人と“うまくやる”3つの技術

ピープル・スキル 人と“うまくやる”3つの技術

  • 作者: ロバート ボルトン
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/04/22
  • メディア: 単行本



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